おはようございます、管理人です。最近の私は少し生活パターンが変わり始めており、これまでの夕食後に仕事の連絡などを済ませて睡眠→3時起床と言う生活ではなく、夕食後にもネットショップの商品補充や、世界的に遅延が続いているコンテナ船の代わりに航空便を使っての輸入の予約をしたり、今日は香港の業者へ送る商品の手配もありました。で、起床時間も深夜の1-2時になり、株のレポートを書くための資料を読んでいたところです。もちろんこの睡眠時間ではスーパーマンの私でも体が持たないので、早めにレポートを仕上げて、1時間ほど朝までに二度寝することが増えました。
そんな中、本日急にブログの更新をしようと思ったのは、あるニュースが目に留まったからであります。それは鋭い視点と、強い情報力を持つ週刊文春のオンラインの記事です。タイトルは
“平均賃金は韓国以下…「貧しい国」になった日本が生き残るための“新常識”です。中身をさっと紹介しますと、「日本は世界でもトップクラスの豊かな先進国である」というのは、多くの日本人にとって当たり前の話だった。だがその常識は近年、音をたてて崩れ始めている。諸外国と比較して日本人の賃金は大幅に低くなっており、近い将来、中国や東南アジアに出稼ぎに行く人が増えるのはほぼ確実と言われている。 多くの読者の方は「そんなバカな」と思われるかもしれないが、日本が急速に貧しくなっているのは紛れもない事実である。私たちはこの厳しい現実を受け入れ、従来の価値観から脱却する必要がある。
平均賃金ではすでに韓国以下
OECD(経済協力開発機構)が行った賃金に関する調査は衝撃的だ。2019年における日本人の平均賃金(年収)は3万8617ドルだったが、米国は6万5836ドル、ドイツは5万3638ドルと大きな差を付けられている。それだけではない。かつては途上国というイメージの強かった韓国ですら、4万2285ドルとすでに日本を追い抜いている。日本人の賃金は米国の6割程度しかなく、韓国よりも低いというのが偽らざる現実である。
初任給「50万」の壁
もう少し分かりやすい例をあげてみよう。日本における大卒初任給は約20万円だが、米国では50万円を超えることも珍しくない。 筆者は以前、香港のホテルで一杯飲もうとビールを注文したところ1500円以上取られてビックリしたことがあったが、海外では価格が高めの店に行くとビール一杯1500円から2000円というのはごく普通である。 国内にいるとピンと来ないかもしれないが、海外にしょっちゅう行く人の間では、日本の豊かさは先進諸外国の3分の2から半分程度というのがリアルな感覚といってよいだろう。
★これがこれまでに私が書いてきた【外から見た日本】の実態であります。実際の諸外国との差は、賃金だけではなく諸外国は不動産なども大きく上昇しているため、日本人の貧乏さは際立っております。私の香港時代にミーティングで使っていたホテルのボーイの話によると、世界中の旅行者が来るが、一番金を使わないのは日本人だそうです。何も私は我々日本人の凋落ぶりをみなさんにお伝えしたいのではありません。ただこの現実を受け入れ、原因を自分でしっかりと把握し、将来を見据えたうえで、自分の周りにいる子供たちにアドバイスをしていただきたいのです。
私も歳を取ってきましたが、介護や老人ホームなど、自分の死に場所や死ぬまでの幸福だけを求めるのではなく、自分の家族ではないとしても、この国に生きる子供たちの未来を考えるべきではないでしょうか?今の日本は昔の日本ではありません。今日もコンビニ発送があったために、コンビニに行ってきましたが、満員の駐車場に入ろうと待機していると、人が乗っているのに発車せず、中で携帯電話を触っている奴がいました。若者ではありません!人が駐車したくて待っていることなどお構いなしです。殴ってやろうかと、コンビニに入る時に見ましたが古い軽自動車の中につかれた暗い顔のおっさんでした。横断歩道でも我々の若いころは車が待っていると小走りに渡ったり、手を挙げたものですが、今の日本はまったく違います。私はこんな生き方をしておりますから、なかなか普通の家庭生活は困難で、離婚歴もありますし、子だくさんなのですが、一番小さな娘を見ていると、かなり不安です。
彼女はまだ中学一年ですが、とにかく携帯電話を触りたがり、渡さないとヒステリーを起こします。香港の中学生はやはり塾に行きますが帰宅時間は夜11時になる事も珍しくありません。ずっと世界のトップレベルだった日本人の学力もどんどん落ちています。それでも私たち大人は【自分の死ぬまでの幸福だけを考えるのではなく、子供たちの未来も考えなければならない】私はそう思いますし、私たちが育ってきた昔の日本はそんな国でした。
ですから、皆さんの周りにいる子供たちにアドバイスをしてほしいのです。日本人がここまで貧しくなり、高齢化社会でいっそう悪化していくのが見えていますが、大人が現状をしっかりと認識し、よきアドバイス、よき道を作ってあげる必要があります。日本人が世界の中で唯一実質賃金が下がり続けているのは【政治が国民の幸福よりも、米国と大企業の利益のために動いている】ためです。政府は今回のコロナ対策でも国民に潤沢な補償をしませんが、膨大な国家予算を組んで米国と大企業に配分しています。では政府には金がないのでしょうか?日本の借金1000兆円・・・・あははは!こんなの全くのでたらめです。政府には紙幣発行権があり、金は無限大に生み出すことが出来るのです。それが証拠に日銀の新円を使って国債と株を買い続けており、今や日本国債の半分を日銀が保有し、株式市場にも年間6-7兆円の投資を続けています。
私の本業は株式アナリストですから、株式市場が活況なほうが仕事はやりやすいですが、既に日銀は28兆円も日本の株式ETFを所有しており、いつかは買い続けることが出来なくなります。その時に海外勢、特に米系から入る売り仕掛けが怖いですね。でも何のために政府が日銀を使って日本株を買うのでしょう?みなさんは株式投資をされていますか?されていないでしょう。今や日本人で企業の株式に投資する人は10人に一人しかいません。日本株を多く保有している米国人が喜んでいます。今は無理ですが、来るべき時が来れば、投資のアドバイスも書かせていただきましょうね。
さて、私が私の周りにいる子供たちにアドバイスしているのは、【YOUは何しに日本へ】なんて番組を信じてはいけません。既に日本は先進国から脱落している。それを知ったうえで少なくとも、英語と中国語だけは勉強しなさい。そしてチャンスがあれば海外に留学しなさい。私はこうアドバイスしています。また可能な限り、子供たちを海外に連れていくこともしてきました。自分がビジネスクラスで行くことを思えば、ネットで安いチケットを子供の分と一緒に買えますからね。私の香港人マネージャーは以前は保母さんをしていました。インターナショナルの。彼女を気に入って私の香港の会社にスカウトした時に以前の保母さんの給料明細を持ってくるように言いました。彼女は広東語、北京語、英語がペラペラで日本語も達者、スペイン語も少し理解できるそうですが・・・・香港のインターの保母さんの給料は44万円でした。どうかみなさん、日本のテレビで繰り返し放映されている”日本ってすごい!などを鵜吞みにせず、本当の事を知ってください!そして子供たちの未来を考えて欲しい。これをお願いします。あ!宣伝を一つ。子供さんのおやつには長寿薬膳堂のナツメチップスを!スーパーの特売合成砂糖菓子ばかり与えては絶対ダメです。本日から家庭用として販売開始しますが、ホームページは特別価格で販売します。