日本のテレビ、新聞をそのまま鵜吞みにしないで欲しい。

おはようございます、管理人です。本日は日本の株式市場が休場のため書きたかったブログを書くことにいたしました。それは最近の報道でご存じの方も多いとは思いますが、【中国の規制強化】についてです。今回の規制強化の前に中国では、テレビでの大食い競争の禁止、動画サイトへの大食い投稿には約170万円の罰金、また飲食店でも客に大量の注文をさせた場合は17万円の罰金が科せられています。

私は香港生活が長かったですが、香港から電車で30分ほどで行ける深センで、日本料理店の経営をしておりましたので週末には中国で過ごすことが多く、中国語もその時に学び、たくさんの友人が出来ましたが、大勢引き連れて食事に行くことも多かったのです。今の日本人には見られなくなりましたが、中国では今も食事の支払いは年長者、または立場の上の者が全て支払うという文化が残っており、私が支払う事が多かったのですが、もてなす私は食べきれないほどの注文をするのです。それが面子であり、もてなしなのですが、感心したのは食べ残したものを持って帰ることが出来るのです。中国語では抱包(ダーパオ)と言い、家族に持って帰りたいと若い子たちが持って帰っていました。店側もよく知ったもので客が抱包!と言うと、専用の容器に手早く詰めてくれるのです。これは素晴らしい文化だと感心しておりましたが、とにかく食料を大事にすると決まり、法律も制定されたようです。日本のテレビのバカ番組に閉口している私は、大食い、早食い競争の禁止は素晴らしい決断だと思っています。

そんな中国がこの度規制を強化したのは、テレビの低俗番組の禁止。大企業の利益独占監視。法外な芸能人の報酬を押さえる。など多種に及びますが、私が注目したのは

1.未成年者のネットゲーム利用は金曜、土曜、日曜と祝日の夜8時から9時までの1時間に限定する。

2.殺人や戦争など子供の教育に悪影響を及ぼすゲームの開発を監視。

3.学習塾の非営利化、無償化を義務付け、金儲け主義が蔓延していた学習塾への規制強。

私が注目したのは、この三点であり、中国の株式市場や、米国上場の関連する中国企業の株価が暴落し、チャイナリスクとの批判が高まっています。私はこの規制強化について中国人たちがどのように受け止めているのか?中国政府のやり方に不満はないのか?日本のテレビや新聞の報道など相手にせず、中国の仲間や、元従業員、元カノなど5-6人に聞いてみました。すると全員が大賛成していました。中国でも子供たちが頻繁に携帯電話でゲームばかりしていたり、SNSに夢中になっているのを危惧する声は大きく、評価しているそうです。また学習塾も激しい競争で、都市部の有名な塾は一月10万円以上の月謝が必要だそうで、これもみんなが評価していました。

それと、習近平国家主席は、日本では共産党の独裁者のように思われていますが、私の知る中国人のほとんどが彼を信頼し、尊敬しています。私が中国に頻繁に滞在している頃、深センの隣にある東莞地区は多くの工場と共に、数多くの風俗店があり、私の料理店の客などは【男のディズニーランド】と言って、頻繁に出入りしていましたし、東莞スタイルのマッサージはすごいそうで何度も話を聞かされていました。が、私は女性を買うという行為がポリシーに合わないので未経験でしたが、習近平が国家主席になってからは全ての風俗店がなくなりました。また彼は賄賂、腐敗を厳しく取り締まり、以前のように金でなんでも出来ることはなくなったようです。以前は車の免許証だって、賄賂でもらえたそうですからね。

人口15億人の大中国ですが、コロナウイルス感染者数は一日3-50人に抑え込んでおり、新型ウイルスが発見された時は武漢市1200万人のPCR検査を一斉に実施したり、これも多くの中国人が評価しています。

私が思いますに、中国は欧米の文化に侵され、衰退していく日本を深く観察して、経済が一時的に縮小しても、まともな国を作ろうとしているように思えてなりません。1989年日本がバブルの頂点にいた時、米国からの圧力で株式市場には先物を上場させられ、それを米国リーマンブラザーズが大量に売りを入れ、買っていた225品薄株を投げ売りして大儲けして日本のバブル相場を潰したことから始まり、2000年~2002年には日本の銀行がリスク資産である株式を大量に保有しているのは国際的ルールに反する。と日本対策のBIS規制を押し付け、持ち合いをしていた銀行の保有する優良企業の株式を大量に安値で買い付け、今なおそれら優良企業の配当金を濡れ手に粟で受け取り続けています。もちろん日本政府には企業減税を言いつけ、企業が利益を増やして、もっと配当金をたくさん米国に支払うように圧力をかけ続けています。

ですから中国の株式市場は、外国人投資家を規制しており、欧米の思い通りにならない姿勢を続けているのだと思うのです。

最後に一つの動画を紹介します。日本では独裁国家であるはずの中国共産党、習近平氏ですが、都市部の若者だけでなく、地方の貧しいお年寄りからの人気も絶大だそうです。具体的には田舎の生活が改善するように道路の整備、学校や病院の設置、そして本当に貧しい人たちには無償でマンションを建てて提供しています。翻って今の日本はどうでしょうか?モリカケ問題。GOGOトラベル、東京五輪の利権等々 民主主義をうたいながら、金と腐敗にまみれているのはわが国ではないでしょうか?一人一人が中国の本当の姿を知り、規制強化の意味を考え、これからの日本に対して自分の意見を持つ事が必要だと私は思うのです。今、私に出来ることは、米国資本と大企業に支配されて、本当の事が報道されない日本で、本当を伝えることが使命だと思っています。

【中英字幕】日本导演十年后再访大凉山,只为展现中国14亿人的多样性!|走近大凉山 – YouTube