産地偽装

おはようございます、管理人です。ちょっとブログの更新間隔が空いてしまいました。引き続きウクライナ問題でロシアと米国、欧州とのにらみ合いが続いており、原野価格は高騰、株式市場は下落と言う動きになっており、本業の株の仕事が忙しかったのと、かねてより懸念材料であった長寿薬膳堂ホームページのショッピングについて、他社に任せていたので細かな対応が出来ていなかった事。クレジットカード以外の決済方法が選択できなかった事。などを一新するための作業を行っておりました。

遠くなくホームページ限定商品や、新装開店←パチンコ屋みたいですか? ははは、その新装開店に合わせたセールなども企画しております。そのホームページ限定商品なんですが、私は茶花どんこ椎茸を出品するつもりです。

実は私の中学生の時からの友人が長野と兵庫県豊岡市で、椎茸の販売をしております。この茶花どんこ椎茸という肉厚の美味しい椎茸がすごい人気なのです。長寿薬膳堂の大なつめや大枸杞などもリピート率が6割もある人気食材ですが、彼のどんこ椎茸もそれに匹敵する人気で、私が遊びに行った時でも頻繁にご注文の電話が入って来ていました。そこで私もホームページ限定で、お安く出品するように手配をしましたが、彼は長野産として販売していますが、私の見たところ、これは菌床輸入のしいたけ(おがくずを固めたブロックにしいたけ菌を植え付けた物を冷暗所で育てるもの)だと思いました。

今回の熊本県産アサリの実に98パーセントが中国産のアサリであった事が産地偽装として報道されていますが、今の日本のルールでは菌床輸入した椎茸を国内で栽培し、出荷すれば日本産として販売できるために、中国からのしいたけ菌床輸入は20年以上増加し続けています。先日あるノンフィクションライターから【アサリ、ウナギ、ワカメ・・・相次ぐ国産偽装の主犯は業者ではなく安いニッポン】と言う記事が出されましたが、消費者が安い価格で国内産を求めるために産地偽装が行われるというものでした。

私は顧客に四国のわかめ加工業者がいましたので、話を聞いたことがありますが、深夜に中国のわかめ業者が加工場に納品に来て、それを国産と合わせて出荷するそうです。だいたい国内産のわかめの卸売り価格は1kg1000-1200円だそうですが、品質のすごく良い中国産わかめの卸売価格は1kg300円前後。混ぜ込んで、やっと国内での卸売価格に対応できるそうです。もっとも産地ではGメンが目を光らせているようですが、どうなんでしょうね・・・・

そば粉にしたって本当の国産は2割しかないのです。私はいい加減に国産信仰を捨てたらよいと思うのです。北米産の小麦は日本にはフリーパスで入って来ていますが、そのほとんどから発がん性の高い除草剤グリホサートが検出され、国産のパンの多くからこの農薬が検出されていますし、日本は農薬大国なのです。

「国産が一番安全だ」と妄信する日本人の大誤解 – 記事詳細|Infoseekニュース

実は中国でも富裕層を中心にオーガニックブームで、オーガニック作地面積は世界三位まで拡大しつつあります。引き続き私は産地偽装はせず、定期的に検査に出して安全な食品を提供しようと思います。