おはようございます、管理人です。私の本業は株式アナリストです。特に私の場合は世界の株式市場だけでなく、為替、商品先物、そしてビットコインなどの仮想通貨にもトレンド(方向性)が出ればレポートに書いてアジアの富裕層に向けて配信しています。トレンド(方向性)が出たほうへベット(張る)事をトレンドフォロー、逆に下げすぎた、上げすぎた場面で反対方向に賭けるのを逆張りと言います。日本の個人投資家の多くはこの逆張り戦略を好みますが、私はそういう売買を推奨していません。
私が考えるマーケットと言うのは別々に動いているようで実はお互いが影響し、連動することが多いのです。会社の業績を予測するアナリストなら大きな失敗はないでしょうが、私のように【見えない未来を予測する】アナリストは簡単ではありません。中学生の時に初めて株式投資をしてからずっと見えない未来を見る方法を探し続けてきました。それは世界のマーケットには先行と遅行があるということです。
リーマンショック、コロナ暴落、持ち合い解消売りの安値など、私は過去の暴落をその前に顧客に警戒を常に呼びかけて、顧客はその都度資産を守ってきた経緯があり、とても信頼をされています。では何故暴落の危険性を感じ取ることが出来るのか?それは世界のどこかのマーケットが他のマーケットよりも先に暴落するからです。ここで言うマーケットは個別の銘柄である事もあります。私は常に3台のパソコンで24時間世界のマーケットを観察しています。
うーーんしんどいですね。でもやりがいのある誇りを持てる仕事なのですよ。こういう一生の仕事に巡り合えた私は幸せだと思っています。ただ世界のマーケットの値動きだけでは見えない未来を完全に予測することは出来ません。必要なのは世界のマーケットを動かす力のある巨大な資金の動向です。もちろん今の世界では米国の投資銀行です。ですから香港時代は、そこにたくさんの手数料を落として本当の需給情報を手に入れていたのです。もちろん今でも付き合いはあり、必要な時には連絡もしています。
さて最近の売買についてですが、ドル円の短期、スイングトレードは利食いをし、中長期の円安ポジションは維持したままにしています。これは米系ヘッジファンドの利食い売りが出たからです。ただ日米の金利差は縮まることはありませんから、さらなる円安になるのか?米国経済が本当に悪化して円高になるのかは現段階では分かりません。その後私は顧客に米国株の反発予測レポートを出していましたが、昨日からビットコインへの買いを試す時だというレポートを配信しました。
ビットコインと言うのは以前と違って、ビットコイン単独では動けなくなっているのです。ビットコイン連動型のEТFが米国市場に上場してからは、米国株が下げればビットコインも下げる。反発すればビットコインも反発するという動きになっていましたが、今回、米国のインフレ率の伸び鈍化と言う経済指標が出され、米国株はさらに上昇しましたが、明らかにビットコインは出遅れており、ここは最初の買いを試すべきだと私は思いました。
皆さんにお勧めしているわけではありません。本気で投資のサポートをするならば、毎日何回もレポートを配信しなければなりませんからね。投資は成功してポジションを清算して、利益が残るまでの作業の事です。当たりはずれの事ではありません。ご参考までにドル円のヘッジファンドのポジション、米国株とビットコインのチャートを掲載しておきます。最初のグラフがビットコインです。その次の2枚が米ナスダックとダウ指数。