投資について

こんばんは。私は15年暮らした香港の人たちの長寿と健康寿命の長さに興味を持ち、自分なりに調べてそして考えた末に【食】の大切さに行き着き、なんとか日本人を薬漬け、サプリ漬けから救いたいという大義を持って本場の薬膳を日本で定着させようと日々尽力してはおりますが、輸入販売開始当時1元が15円台だったのが今や1元は20円を軽く超えており、かなり厳しい経営を強いられております。

もし私が投資家でなければ、とっくに手を挙げていただろうと思います。しかし私は中学生から投資を続けており、自分の生活は全て投資から得られる利益で賄っております。お会いした方はご存じだと思いますが、私は極めてフランクな性格であり、皆さまとは薬膳仲間のLINEでざっくばらんに何でもお話をさせていただいております。

私は30年続いたデフレからインフレになる事や、円安は続くことなどを書いてきましたので多くの方からインフレに対して何をすれば良いのか?と言うご質問も頂きます。投資をお教えすることは私にとっては決して難しい事ではありません。実際私の顧客である香港や台湾の経営者たちはここ数年で資産を何倍にも増やしていますからね。しかし相場にお金を賭けるという事は100%はあり得ないのです。

例えば人様に〇〇株がこれから上がります。とお教えしたとして、上がっても売らなければ利益にはなりません。また突発的な天災やテロが起こり、大損をしてしまうことだってあり得るのです。相場に金を賭けるという行為は言わば(見えない未来に大金を賭ける)事なのです。

しかし・・・・・その見えない未来が見えてくる時があります。それが今の日本株なのです。株の世界に【需給は全てに先行する】と言う格言があります。つまり大きな資金が日本の株式を買っているのか?売っているのか?で未来は大きく変わります。グラフを転載しておきますが、過去に外国人が日本株を大量に買った時期があります。それは2003年から2007年と2010年から2012年です。2003年と言えば米国からの外圧で不良債権処理が進められ、日本の銀行は企業の株を持ちすぎていると半ば強制的に銀行や生損保が取引企業の株を安値で売らされていた時期でした。

この間、米系の格付け会社が何度も日本国債を格下げし、米国のハゲタカファンドは都心の土地や優良企業の株を買い集めていました。2010年から2012年と言えば米国の意のままにならない民主党政権から安倍さんが再度総理になり、アベノミクスとして紙幣を発行して国債と日本株を買い上げると米国に約束した時期でした。この2回とも日経平均株価指数は8000円台でした。そして今回、4月から外国人は日本株に怒涛の買いを入れてきています。その額5兆7000億円。これは本当に久しぶりなのです。

外人が大量に日本株を買った後の動きは日経平均の月足チャートを貼り付けますからご覧になってください。私は皆さまに〇〇株を買いなさいとは言いませんが、長く投資の世界で生きてきましたからヒントはお教えすることが出来ます。日本の株式市場が大きく上昇する時、上がる順番が決まっているのです。まずはみんなが知っているような優良株が買われます。今回の場合で言えば円安で超が付くほどの好業績をあげた電子部品株や海運株がこれに当たります。

それらが10年、20年に一度の高値まで買われると次は出遅れている主力株が買われてきます。それは資本金の小さい企業ではなく、外人の大きな資金を入れる事が出来る資本金の大きな、つまり発行株式数の多い銘柄です。そしてまだ買われていない株が上昇し、最後に買われるのは資本金の小さな小型株やボロ株と呼ばれる万年低位の安い株です。このボロ株が大きく上昇すると天井が近いと私は判断します。

この順番を理解しておけば次に買われる株、次に上昇する株が分かってきます。投資歴の浅い素人投資家は株価のグラフ、チャートと言いますが、短期間のチャートを見て売買をしますが、ベテラン投資家になれば30年間の推移を示すチャートを参考にします。現在の相場で言えば、これまで大きく上昇していた電子部品株などから鉄鋼、自動車、銀行、証券などに物色が移ってきています。

ここにヒントがあるのです。例えば銀行株の中から数年来の高値を更新してくる銘柄が出てきます。これを先行銘柄と呼び、たいていは業界を代表するような銘柄です。それを確認すればその業界の二番手銘柄やまだ数年来の高値を更新していない出遅れ銘柄を買うのです。分かりやすい例を挙げますと証券株の中から8601大和証券が大きく買われてきており、6月29日には過去5年間の高値をつけました。しかし大和証券と並んで業界を代表する8604野村証券は出遅れ低迷し、今年の高値さえ更新できませんでした。ですが本日やっと今年の高値を更新してきました。

今回の外国人の買いの大きさや、先行銘柄の上昇率の高さから日本の株式市場はきっと大きく買われることになるでしょう。不動産経済研究所の発表によりますと東京23区の新築マンション価格は過去1年間で60%上昇し、平均価格は1億2960万円になったそうです。まぎれもなく日本はバブルに向かっていると私は思います。不動産も株と同じです。まず東京の不動産が上昇し、次は他の大都市、そして地方都市へと上昇が広がっていき、最後には人気のないリゾートが買われてバブルは弾けます。

間違いなく日本はインフレに向かっています。過去30年間と違ってお金の価値より物の価値が低い時代ではありません現金、預金は目減りしていくのです。私が運用をしてあげれば良いのですが、今の私にはやるべき仕事が多すぎて無理ですもし皆様が何かに投資をお考えならば本日の文章がご参考になれば幸いです。尚今回の日本のバブル相場がはじけた時前代未聞の暴落が来て今度は40年も50年も日本は沈んでいくだろうと思います。