取り戻せ昭和を!

こんばんは、管理人です。現在は深夜の1時半なのでこんばんは!という書き初めにいたしましたが、深夜の配信はご迷惑なので朝にブログ更新しました。とお知らせしますが、書いているのは深夜です。

先日、中国と米国が最先端分野で争っている。そのため米国は同盟国に対して先端技術を中国に販売しないように圧力をかけている。と書いたところ、読者の方から中国にそんな技術力があるのてすか?というメッセージをいただきましたので、今夜はそれを書いてみようと思っています。

私は今の日本を決して好きではありません。私が子供のころに日本に住んでいた日本人と、今の日本人とは違うと思っています。ですから友人の数も半分以上は外国人ですし、将来年の半分は外国で暮らしたいと思っています。しかし!私は日本を捨てる気持ちなどありません。どこの国に行っても私は日本人ですし、なんとかあの希望と笑顔に満ちていた(昭和)を取り戻したいのです。

また私は日本の株式市場の展望を台湾や香港に向けてレポートを配信しておりますから、日本と、日本人がこれ以上衰退していくのを黙って見ていられないのです。先進国の豊かさを現す指標の一つである一人当たりのGDPという指標の推移を見ますと、シンガポールの4割、香港の6割しかなく、韓国にはとっくに抜かれ、今年は台湾にも抜かれました。一人当たりのGDPというのは簡単に言いますと、国で生み出される付加価値、つまり儲けを総人口で割った値で、一人当たりのGDPは給料と連動しています。

皆さんは韓国に対してどうういう感情を持っておられるかはわかりませんが、ずっと経済成長率で日本は韓国に負けており、2000年から2020年の間に日本の一人当たりのGDPは1.02倍にしか増加しなかったのに、韓国は2.56倍に増加して逆転され、どんどん差が開いてしまっています。

読者の皆様も、私もメイドインジャパンを信頼していますが、すでに日本は先進国とは呼べなくなりつつあるのです。例え話を書きます。世界に冠たる自動車王国にまさかの中国製電気自動車が乗り込んできて、長澤まさみをCМに起用し、なんと昨年度は1400台、今年度は2500台に達する見込みとなっています。また韓国の現代自動車も乗り込んできています。韓国の現代自動車は気が付けば世界第三位のメーカーになってきています。

皆様は家電製品を買う時に、やはり日本ブランドをお選びになりますか?私は昔はそうでしたが今はそうではありません。テレビや冷蔵庫などなど、中国製で充分です。日本の大手メーカーの工場はかなり前から人件費の安い中国に移っており、日本の技術は今奪われてしまっています。よい例があります。日本人が大好きなウォシュレットです。これはアメリカのビデ社が製造していたものをTOTOが改良、開発したものです。

しかしTOTOの中国工場の下請け企業が独自製品を出して、今や中国企業が世界の7割のシェアを持つに至っています。サルマネしやがって!と怒らないでください。その昔、日本も同じことをやって成長したのですからね。このことは単に安い人件費を求めて外国に工場を移して技術も取られてしまった。というだけではなく、優秀な日本の技術者が何倍もの高給で移籍したことも要因の一つです。

とにかくわれわれ日本人は、なんとなくメイドインジャパンが№1と思い込まないで、他国の製品からも学び、一から立ち上がる必要があります。韓国人の若者を見てバイタリティがすごいな!と思うのは、私が香港のお手伝いさんの結婚式で行ったフィリッピンのバギオという高原都市でも、最近拠点にしつつあるタイのパタヤでも非常に多くの韓国の若者が店を出して根を張っています。対する日本の若者のパスポート所持率は1割程度しかないそうです。このことは特に心配しています。

さて本題に入ります。別にひいきするわけではありませんが、本当に中国の技術力は米国が危機感を覚えるほどなのです。もうすでに10年近く前から中国では電子決済が主流になっていますし、街中では無人のコンビニもあります。私が知る米国と中国が争っている先端技術ですが、まずは自動運転。すでに中国では何千台もの無人タクシーが走り回っています。そしてロボット、この技術力はすごいの一言です。最後に空飛ぶ車。日本はかなり遅れています。ぜひご覧ください。そして危機感を持って欲しいのです。もう一度昭和を取り戻すためにも。

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