おはようございます。私は1月半ばから常夏のタイと寒すぎたベトナムハノイを回って一昨日に帰国いたしました。今回の渡航の目的は、土産物卸大手の会長と一緒に取り扱いを始めたタイ北部の山の井戸から取れる【古代の塩】の買い付けと、取り扱っている薬膳食材を、健康に強い関心があるものの、薬やサプリに頼っている普通の人にお勧めするためのミーティングをしてきました。私はもう失望しているのです。
日本に大挙して移住してきている中国人が、明らかに二級品で産地の検査合格証もないような薬膳食材を個人輸入し(国産無農薬)として販売してもお咎めなし。その上税金も払わない・・・・こんな奴らと同じ土俵では戦いたくない。その気持ちが強くあり、土産物大手と組んで全国のホテルの売店などにも販路を広げる決断をしました。
脱線しますが、我が国の政府はいったい何を考えているのでしょう?訪問先のタイでは、例えばマンションが新築されますと、タイ人が半分以上を買います。残った分は外国人が買う事が出来ますが、タイ人価格より高く税金も高いのです。次に訪問したベトナムはもっと厳しく、外国人はベトナムの不動産を買うことは出来ません。理由を聞いてみますと、外国人の不動産購入を認めてしまうと価格が跳ね上がり、ベトナム人が買えなくなるから。
いやぁすばらしい政治ですね!翻ってわが日本はいかがでしょう?東京から始まり、大阪、名古屋・・・中国人に買われまくりではありませんか?それは良いとして、何故外国人が日本の不動産を買う時に、しっかりと税金を取らないのでしょう?日本人の3-4倍は取るべきです。マジ、我が国の政治はどこを向いているのでしょうね。
ベトナムに立ち寄ったのは、ベトナム人が太らない原因を知りたかったためです。WHOが2017年に発表した世界肥満率ランキングを見ますと、全195か国の中でベトナムが世界一肥満率が低い国として発表されています。私はアジアの料理が好きなので、日本でもタイ料理やベトナム料理を時々食べにも行きますし、自分でも作りますが、比較的美味しい近所のベトナム料理店の女主人がベトナムには太らない茶がある。と教えてくれたので、知り合いもなく、言葉もわからないままに5日間歩き回って、ベトナム人の食生活や、飲み物を観察し、スタイルの良い女性には積極的に英語と、翻訳機能を使って話を聞いてきました。私は根っからのB型人間ですから臆することは全くありません。
痩せるというより食べたても太りにくい茶はあるという事で、2種類の茶を買い求め、まず自分とスタッフとカフェに来られている常連様で試すことになりました。彼らの食生活を見て、感心することが二つありました。一つ目は至る所にあるベトナムコーヒーを出すカフェで経験してきました。濃くて甘いベトナムコーヒーが出るのですが、コーヒー少しと一緒に二種類の茶が出てきます。ベトナム人は濃いコーヒーを少し飲んだら、次にお茶を飲みます。
それとベトナムの国民食のフォーを何度も食べに行ってみましたが、必ず大量のオリエンタルバジルとパクチーが添えられてきます。机の上に置いてある唐辛子とナンプラーのたれや、唐辛子パウダー、ライムなどでそれぞれに好きな味に調整し、その添えられてきた大量の野菜を麺と一緒に食べていました。もちろん私も彼らを見ながら、同じようにしましたが、案外大量の野菜も食べれるものだと思いました。スープは薄味の牛骨スープですが、これもしっかり飲み干せたのです。
私は早速、パクチーとオリエンタルバジルの水耕栽培を始めることを決意し、材料を買いそろえ、水耕栽培を始めてみました。よいと思うものは試してみないと許せない性分なのですね~
あぁそうだ!常夏のタイは30度、北にあるハノイは8度しかなくずいぶん寒い思いをして帰国したことを報告しておきます。