私でわかること

申し訳ない!シンガポールの友人から来客が多くて日本の皆さんに投資アドバイスを書く時間がなくなったと連絡が来ました。まぁ彼の責任の重さや、収入からは無理は言えないと判断し、また時間ある時によろしく!と言っておきました。でも私でわかる範囲でアドバイスできればと考え、机に向かいました。

まず彼のポートフォーリオの中心である銀行株を始めとする金融株についてですが、基本的に私はまだまだ上昇すると考えております。専門分野ではありませんが私自身も一昨年から保有しております。基本的にデフレからインフレになり、それまでの(金利のない世界から金利のある世界)になったわけですから、少なくとも金融株は日銀の利上げが止まるまでは上昇するはずです。

私は何かに運用をする際、可能な限り長い期間のチャートを見るようにしています。そうですね、できれば30年、40年間の推移です。確かに数年間のチャート(グラフ)を見ますと、日本の10年国債の利回りは、ほぼ0金利から直近は1.57まで上昇しています。しかしながらもっと長い期間の視点で見ますと、日米金利の上昇はまだ序盤に位置していると言えなくもありません。添付したチャートの1枚目から3枚目です。

先週末に銀行株や証券株か強く買われて年初来高値に進んだのは、世界的に株価が安定してきたため、年内にも日銀が追加利上げを実行するのではないかという思惑からです。金利が上がりますと今まで眠っていた金が動き出します。企業ならば、値上げされる前に設備投資をしよう。とか、値上げ前にもっと原料を仕入れておこう。とかですね。個人もタンス預金の目減りを恐れて金以外の資産を買おうとします。つまり、日銀が利上げすれば金が動き、銀行株などはその恩恵を強く受けることになります。

ですから、基本的に銀行株を始めとする金融株はまだまだ上昇するでしょう。

 

テレビやネットで、日本政府は巨大な債務があるから日銀は外国のように金利を上げれないという発言があります。確かに日銀が2%まで利上げを行えば、利払いによって日銀そのものが2兆円ほどの赤字になるという予測が出ています。しかし私はそうは思いません。俗にいう日本の借金1200兆円はすでに30年債のような長期国債へ借り換え償還が進んでおり、短期金利の上昇ほど急激な変化は起こりません。

次に日本人の生活に大きな影響を与えるドル円相場ですが、基本的には日米の金利差で上昇、下落をします。もし米国が噂されているように年内に利下げを行い、日銀が利上げを行った場合は日米金利差縮小に伴う円高になるはずです。しかし、トランプ関税の影響で、やがて米国もインフレが再燃するのは明白であり、私は次の日銀の利上げ後にはまた円安に動くと見ています。ドル円の長期チャートも掲載しておきますが、ほんの40年ほど前は1ドル360円だったのです。

 

現在、私のわかる範囲で書かせていただきました。参考になれば幸いです。