世界は変わった。

おはようございます。私は人の人生について時々こう考えるのです。例えば私たちが山を見て、やれ新緑だの、紅葉だと山を見上げてつぷやいたとしましょう。しかし、山に命があって、自由に話せたとしたら何と言うでしょうね?たった7-80年しか生きないちっぽけな人間が自分を見て、感動したり、評価しているのは実に滑稽に見えるでしょう。ほぼ永遠の命を持っている山は、石斧を持って狩りをしていた祖先や、侍なども見ていたに違いありませんからね。つまり、私たちの人生は長いようで短く、小さな存在にすぎません。

だから、これから先の30年先、50年先を予測して語ったとしても、それは我々の短い人生の間に起こる変化なのかどうかまでは予測は出来ませんが、今回のロシアによるウクライナ侵攻で世界は今後大きく変化していくと私は思います。

テレビでは連日、ウクライナの悲劇を報じており、おそらくは皆さんも怒りや、悲しみの感情を抱いておられるでしょうね。しかしながらロシアが世界から完全に孤立しているのではありません。大国ではインド、中国、ブラジルなどはロシアへの経済制裁には参加していませんし、ウクライナに向かう日本政府機の燃料補給もインド政府は拒否しています。

何故なのか?私が書いてきた円安が現実のものとなり、やっとニュースなどでも【悪い円安】について報道され始めましたね。わずか一か月半で15円も円安になった理由や我々の生活への影響ばかりが報道されていますが、結局それは後付けの理由にしか過ぎないのです。端的に言えば・・・・・誰かが大量にドルや、ほかの通貨を買って円を売っているからです。誰なのか?既に私はこのブログに米国ヘッジファンドの円売りポジションについて、統計機関から送られてくる週間データを転載していますね。

これが米国のもう一つの軍隊のヘッジファンドの仕業なのです。彼らは多額の寄付金をバイデン米大統領に送っており、見返りとして日本の金融政策も手に入れています。それは米国が利上げするまで日本は絶対に利上げはしない。と言う確約です。為替取引と言うのは通常レバレッジ(てこの事。つまり資金の何倍もの取引が出来る)ですから、すでに彼らは膨大な利益を持っています。もちろん私も個人的なお金や、顧客には115円台からのドル買い→円売りは行ってはいます。

これなのです、米国が世界から本当に尊敬されない理由は。米国と言う国は、自国の利益を徹底的に追及する国です。他国に圧力をかけ、ひたすら金儲けを考えます。だからこそ今回のロシアによる暴挙さえも肯定する国が現れわれるのです。日本のマスコミは米国に押さえられていますから、本当の事は報道されません。真実はネットを駆使して自分で見つけ出すしかないのです。ついでにドル円トレードについて、私が実践し、顧客に対して書いているレポートの一部を書きます。

ドル円トレードについては、5月の3日までにポジションの半分を丁寧に利益確定しなさい。何故ならば、5月の3-4日に行われる米FМОCにおいて、0.5ベーシス以上の利上げが行われる。つまりこれは【見えている好材料】であるから、大量に円を売っている米ヘッジファンドから利益確定の買戻しが入る可能性が高い。その後もこの流れが続けば、利益確定した分を建て直しても良いが、6月22日公示、7月10日投開票の日本の参議院選挙前にはいったんポジションを解消するべきである。

日本利政府与党は、給料が上がらず、物価高のままでは選挙戦を戦えない為、とうとう日銀が金融政策を変える可能性がある為。それを見極めて次の投資行動を指示します。と顧客に送っています。まぁ今回の円安については、長期間に及ぶ可能性があり、引き続き円安にベットするかもしれませんが、それは参院選前の日銀の変化を見てからです。

脱線しましたが、今回のタイトルである【世界は変わった】について私の見解を述べさせていただきます。みなさんは基軸通貨と言う言葉を知っていますか?これは世界のありとあらゆる取引の際に使われる中心的な通貨の事ですね。もちろん現在は米ドルです。基軸通貨がドルである以上、今や貿易大国である中国とて、決済のためにドルを持つ必要がありますが、今回ロシアは国債償還のために自国通貨のルーブルで決済を行いました。ロシアへの経済制裁と日本も西側諸国のいう通りに行動していますが、実はロシアは欧州への原油取引を続けており、高値で、ルーブル決済のため、儲かりまくっています。

最近のプーチン氏の報道では頻繁に護衛官が黒い鞄を携えて近くにいますかが、これが核ミサイルの発射ボタンだと言われています。結局、米国もNATOも、ロシアの暴挙に対して、核戦争をちらつかされれば自分からは手出しできないのです。それがはっきりしました。もし、中国が尖閣列島や、台湾に侵攻した場合も、米国は直接軍隊を派遣せず、今回のように側面支援しか出来ない可能性があります。中国も核保有国ですから。世界は明確に変わったのです。

今回の円安の原因の一つに、日本の貿易赤字の問題があります。米国発グローバル化の流れを受けて、今や日本企業の工場は、人件費の安い国に移動しており、中国からアジア、最近ではバングラデシュ、早いところはアフリカに工場を移しています。ですから円安になっても、昔のように貿易黒字にはならないのですが、グローバルと言うのは平和な社会が続くことが大前提です。この流れは今回のロシアによるウクライナ侵攻で変わります。これから先の30年、50年。私の残りの人生において起こるかどうかは分かりませんが、米国とその仲間の白人だけが潤う、今の世界のままではなくなっていきます。

日本も戦争に巻き込まれる可能性もあります。もし私が首相ならば、ためらわず核を持ちます。日本には自国で人工衛星を飛ばすミサイル技術がありますからね。米国は自国の利益だけを追求している国です。イラクやアブガニスタン、米国の利益のために破壊された国の人々は憎しみを持ち続けています。米国の軍隊が日本のために死ぬとは思えません。自分の国は、自分で守るという気構えを示したいものです。

薬膳販売については、暗礁に乗り上げています。たくさんの方から販売に申し込みを頂きましたが、とうとう1元が20円にまで円安が進み、コロナによるロックダウンで弊社が輸入基地にしている上海からの全ての輸入が止まってしまいました。今後売り切れ商品がたくさん出てしまい、休業も覚悟しなければならないかもしれませんが、このブログは書き続けようと思っています。もし日本に大きな変化が出るとしても、誰よりも早くそれを知る立場にありますからね。仲間は仲間です。ちゃんと情報発信していきますからね。