おはようございます。本日はこのホームページのリニューアルをやろうと思っています。今後、海外生活15年で得た世界一長寿の香港人の食生活と、築いた人脈を使って、本場の薬膳を広げていくために、もっと分かりやすい薬膳食材の説明や、レシピを食材ごとにまとめたり、また食材が広がることによって増えるだろうまとめ買いの時の割引をどうするか?など、本日は運動以外はどこにも行かずやるつもりです。
さて前回はダイエットについて書きましたが、LINEで反響をいただき、ありがとうございました。ちょっと砕けた内容になってしまいましたが、今日は真面目な話を書こうと思います。株式アナリストと言う職業柄、私には毎日、ゴールドマンサックスやメリルリンチから日本のマスコミによって、変化させ、歪められた報道ではなく、ありのままのニュースやレポートが届きます。私はかなり早い段階で皆様に今回のコロナウイルスについて警告を発しました。それは、中国にいるたくさんの友人たちから連日の警告メールが届いていたからであります。当時、まだマスクなどは値上がりせず、ネットでいくらでも買えていました。私は性能のよさそうなマスクを早い時期に安く買っていましたので、薬膳の指導を受けている香港の王先生などにもお送りし、感謝していただきました。
ここ連日、感染者数が1500人にも達し、皆様はどうお考えでしょうか?政府は緊急事態宣言は出しませんし、アクセルを踏むような旅行キャンペーンを継続しています。コロナウイルスも基本的には冬に強まり、夏には弱まる性質のものであるはずですが、この冬はかなり警戒が必要ですね。世界はもっと悲惨なことになっていて、米国は感染者500万人、連日5万人が感染しているブラジルも300万人。死亡者数ね米国は16万人も達しています。報道では、日本の致死率の低さを宣伝していますが、東アジア各国ともに死亡率は低く、日本だけが特別では決してありません。世界各国でワクチンの開発が進んでいますが、問題なのはこのコロナウイルスがどんどん変異しているという事です。昨日にノーベル賞を受賞した本庶氏が東京五輪までにワクチンは出来ないと発表しています。
今後、コロナウイルスが変異して、欧州や中南米で多くの人が死亡している狂暴ウイルスに変異したら・・・・なんて事も考えておかなければなりませんが、なぜ日本政府は緊急事態宣言を出さず、密になっている飲食店や夜の繁華街の店舗に営業自粛を求めないのでしょう?経済を止めることは出来ない。そうですね、それが表向きのうたい文句です。では日本政府は休業店舗に補償を増額したり、困っている企業や個人に大判ふるまい出来ないほど金に困っているのでしょうか?確かに報道では日本の借金1000億円、国民一人当たりいくらの借金なんて宣伝していますね。しかし、私が職業柄知りうる本当の話は全く違います。
皆さんは2012年に始まったアベノミクスって何なのかご存じでしょうか?単純に言いますと、どんどん金を印刷して、日本国債と株を買おう。またエコカー減税のように大企業に利益を渡し、法人税を下げて大企業と、大企業の株主であるアメリカ様に貢ごう!と言う政策なのです。結果インフレになったら良いね。が本音で、もちろん米国に命令された政策です。あれから8年、日銀はどんどん新しいお金で国債を買い、株のETFを買い、株だけで30兆円も買っていますし、未だに年間6兆円を超えて今年は12兆円買うと公言しています。世界の中央銀行でそんなことをしているのは日本だけです。ゴールドマンサックスに言わせますと、0金利にしても、今回の株価管理にしても、日本は世界の実験室だと言われます。結果何が起こったのかと言うと、株は2012年の2.5倍に上昇し、大企業の内部留保が2012年より倍増し、446兆円にも達しました。一方で実質賃金は下がり続け、大企業に利益を与えるため、正社員にもなれない若者が増えています。
つまり、日本政府はいくらでも金を増やしてコロナ対策は出来るけれど、政策は大企業と米国の利益が最優先なので、下々の国民のためには動かない。これが真実です。日本の優良企業の大株主のほとんどが欧米の投資家と日銀であり、貧乏で過去に投資で失敗した国民のほとんどは株を持っておりません。日本が借金のために破綻したり、ハイパーインフレになるなんて嘘に惑わされてなりません。日本の対外資産は300兆円以上あり、世界一です。
私たちに出来る事・・・・・いくらマスクをして外出を控えていても、今の政策では私たちもやがて感染するリスクはあるでしょう。ではどうするべきなのか?かかっても発症しない、発症しても重篤化しない。そのために真剣に食生活を見直し、適度な運動をして、健康を維持すること。明るくポジティブに生きる事が最善策ではないでしょうか?私は長い香港生活で暑いのは嫌いですが、暑い中でも運動できる体力はあり、本日も後で三時間ほどサイクリングに行くつもりです。私の母が教えてくれたあの言葉。”健康は自分で作るもの’それを続けていきます。みなさんも努力を!