赤いルビー到着!

皆さまおはようございます。今度の台風10号はとてつもない強さみたいです。沖縄にもお仲間がおられますし、九州にも気になる方もおられ心配です。早めに安全な場所でお過ごしくださいね。

さて、1月に私がこの通販を受け持った時から計画をしておりました、台湾原住民支援と友好のための第一歩。原住民の産物を日本で販売を開始する。計画はコロナ騒ぎで入出国が困難になり、先伸びになっておりましたが、亜美族合作会社代表の友人、李さんが自分の目で見て間違いのない品質の産物を送ってくれました。まだ少量なので運賃など割高になってしまいますが、今の私には大きな販路は持っておらず、身の丈に合ったスタートです。何種類かあるのですが、第一弾はスーパーフードの台湾赤キヌアです。

ネットで検索してみますと、赤く輝く穀物界のルビー!と紹介されていますね。この台湾赤キヌアは原住民の伝統的産物で、台湾だけの固有種です。原住民は台湾の人口の2%しかいませんから、細々と栽培されていたのですが、2017年に台湾の医学大学が赤キヌアの研究を発表したことから、台湾で一大ブームが巻き起こりました。高タンパク、低GI、必須アミノ酸が全種類含有など、南米のキヌアよりも圧倒的に品質が高く、NASAも宇宙食として評価をしているそうです。

何度か書きました通り、私は人口の少ない台湾原住民から多くのスポーツ選手を輩出している理由は、野菜スープではないかと考えておりましたが、亜美族の李さんが言うには、一番の理由はこの赤キヌアで、子供のころから食べない日はない。ご飯に混ぜて炊くし、何の料理にもふりかけます。と言うのです。確かに原住民のところでご飯をよばれる時、これは何かな?と思っていました。これは大なつめや白きくらげのような薬膳とは違って、たぶん体を基礎から強くする力があるのでしょうね。

まだ販売はしません!まずは私が食します。(笑)どこがどう元気になるか?実験しないとねーーー

と言うのは冗談ですが、この穀物界のルピーは台湾でも貴重な食材で、現地の価格も高いです。販売価格も決めなければなりませんし、パッケージやシールも必要です。そしてこの販売から、台湾の原住民の送ってくる産物については、売り上げの一部を原住民の若者の教育のためにプールし、彼らのために使います。政府が戦後補償をしっかりしなかったせいで、一部の原住民は日本に対して決して好意的には思っていません。特に山岳地域の原住民にはそういう気持ちがあります。だって戦争で主人が無くなってからずっと貧乏のままですからね。ま、早くから平地で日本人と暮らしてきた亜美族に関しては、すごく親日的で、日本語が堪能な人も多いです。

とにかく販売を開始したら、一度はお試しください。健康のためにも、日本の恥を返していくためにも。