一歩前進

昨日、名古屋の特許商標事務所から連絡があり、1年ほど前に商標登録申請を出しておりました【雲きくらげ】が審査に通ったそうです。これで【雲きくらげ】の名前は長寿薬膳堂以外は使用できなくなりました。ネットで調べてみると2.3【雲耳】を使っているところがあり、正式登録されれば申し入れをしようと思います。しかし1年前と言えば、まだ売り上げは二日に一度とか、全く売り上げがない状態でしたが、私はブログにこの事を書いていたのですね。引用して再投稿します。

★この写真は中国黒龍江省ハルピンの雲キクラゲ栽培風景です。満州の一部で伊藤博文が暗殺された地であり、日本人にも関わりの深い都市ですが、1月の平均気温は−18.6℃と世界の大都市の中では最も寒い部類に入り、マイナス40度になる事もある一方、夏場は30度近くまで気温が上がり、10月にはもうマイナスになると言う様に(非常に温度差の激しい地域)なのです。この温度差こそが最高品質で薬膳効果の高いキクラゲが育つ環境と言うことで、長寿薬膳堂もこの産地のものを輸入販売しています。将来かなりの販売量になると予測し、(雲キクラゲ)を商標登録申請をしました。

この写真は私の友人の弟のキクラゲ園での栽培風景です。この友人は夫の暴力から逃げるため、離婚して小さな子供と一緒に大阪に住んでおり、とても頑張っています。確かに私も日本人ですから、国産と言う言葉に弱いです。しかし例えば蕎麦を取って見ても日本産はわずか14%しかなく、雰囲気で地のお蕎麦と感じるだけですし(純国産だけを使っている頑固なお蕎麦やさんもあるでしょう。ごめんなさい)中国から菌床を入れて、国内に置いておくだけで国産椎茸として販売してもいます。私は耐え中国産であっても、生産者と栽培方法を知り、薬膳効果が高いのならば積極的に輸入しようと考えます。

ハルピンは清涼な気候、誠実な人々が暮らす町です。美人もとっても多いですが、背がかなり高いのが玉に瑕です。★

とこういう文章を書いていたのですね。今思うと何故あの段階で商標登録を申請したのでしょうね?申請費用だけでも10万ほどかかりますから。それはたぶん、香港生活時代に街に行き、お手伝いさんやマネージャーと買い物をしていた時に、安いきくらげを見つけ、ラーメンに入れて欲しいと私が言うと、香港人マネージャーがあんなの食べても意味がありませんと、違う店で買ってくれたのが雲耳だったのです。マネージャー曰く”これは雲耳です。体に良いのはこれです”その時はあまり気にしていませんでしたが、薬膳の輸入販売を開始し、その【雲きくらげ】と言う響きが気になり始めたのです。白きくらげは銀耳と呼ばれますし。そのうちにこの名前は他の人に使ってほしくない!と強く思うようになり、商標登録を出願したのです。

私が毎日食べております野生黒枸杞は、全食品中最大のアントシアニンの含有量があり、目に良いとされるブルーベーリーのなんと20倍もあるそうですが、その理由が3-4000メートルの高山に自生しているため、すごい直射日光、強烈な紫外線から身を守るためにアントシアニンを合成するため。だそうですが、おそらく雲きくらげの故郷であるハルピンの寒暖差もビタミンD2の組成に関係しているのかもしれません。

つきましては、明日から出品しております薬膳雲きくらげをホームページで200円引きの1380円で出品させていただきます。加えて以前販売しておりました【薬膳佃煮】のレシピを虎子パート長に書いてもらい同封することといたしました。彼女の料理はいつも最高で、彼女の炊くいかなごの釘煮は神戸一と言われています。本当は【薬膳佃煮】をパート長に炊いてもらい販売したいのですが、現時点で保存料を使用せずに常温でお送りするノウハウがなく、ご自分でも簡単に炊けるとパート長が言ってくれたので、レシピを同封いたします。今夜200円値下げのメールを管理会社に出しますが、何時に価格が変わるかまだ分かりませんのでよろしくお願いいたします。

それと!定期購入についてのアンケートにお答えいただきありがとうございました!皆様のご希望がバラバラなのでまだ思案中ですが、基本大なつめ+何かなので、まずは大なつめの定期購入と、管理会社からは店長のお勧めを2か月に一度ほど出せばどうか?と言う意見もいただき、今月半ばぐらいにはまとめたいと思います。あ!そうそう新物松の実売り切れてしまいすいません。上海の空港までは届いており、現在航空便の順番を待っておりますので、今週中には届くと思います。

尚各フリマサイトでは1480円で【雲きくらげ】の割引き販売を週末まで行います。

ここ神戸の桜は散ってしまい、毎日の配達時に寂しい気持ちになりましたが、買っておいた鉢植えの小さな桜が咲きましたので、デスクに持ってきました。私の命は長くても後30年ほどでしょうが、この小さな桜の木は何百年も生きる可能性があります。命とはすごいものですね。