羅漢果の研究と製品化について

こんばんは、管理人です。私はこの2-3か月、この魅力ある薬膳である羅漢果の研究と商品化に没頭しておりました。それは小学校の同級生の父親であった岡山大学名誉教授の森昭胤先生が【驚異の果実、羅漢果の凄い薬効】と言う本を上梓されており、その古い本を見つけたことで深い縁を感じたからに他なりません。この本が発刊されたのは平成8年、1996年ですから26年前になります。その後羅漢果に関連する商品が厚いで発売されており、この本の文章が商品説明に多用されているところを見ますと、森昭胤先生の本を見て羅漢果を商品化したものと推測しています。その事については後程書きますが、まずはこの本の中身を要約して書きます。

★酸素には毒性がある。以前は未熟児は高酸素の保育器の中で育てられたが未熟児網膜症で目が見えなくなる症状が多発。高濃度の酸素の中で飼育するとネズミやショウジョバエの寿命が非常に短くなってしまう。つまり酸素は生命活動によって必要な働きをする反面、様々な物質と結合し相手を変化させてしまう性質を持っている。例えば鉄を放置しておくと赤くさびてくるのは酸化するからで、酸化するとその物質は変化し使い物にならなくなる。

これは私たちの体の中でも起こっており、酸化が体の中で起きた時に体の細胞は障害を受けてしまい、これが病気や老化につながっていく。その酸化力が強い毒性がある酸素を活性酸素と言う。活性酸素が原因と考えられる病気はがん、動脈硬化、心筋梗塞、脳卒中、高血圧、アレルギー、パーキンソン病、胃潰瘍、アルツハイマー、白内障など。

しかし私たちの体には活性酸素を取り除く酵素を自分で作ることが出来る。また体の中で作るだけでなく体の外から取り入れている物質の中にも活性酸素を取り除く力を持ったものがある。それらを総称してスカベンジャーと言います。体の中で作られるSDSなどの酵素は言わば活性酸素退治の先発隊。しかしこれだけでは不十分で処理できなかった分はスーパーオキサイドや過酸化水素に変化してヒドロキシルラジカルと言う凶暴な活性酸素になってしまう。

これらの狂暴な活性酸素をやっつけるのがビタミン類であるが、植物や一部の動物が体の中でビタミンを合成できるのに対して我々人間は体の中でビタミンを作ることが出来ない為、植物を食べてビタミンを補給することが必要。またビタミンだけでなく体がSDS酵素を作り出すのに欠かせないのがマンガン、亜鉛、銅などのミネラルであるが、水質の悪化、土壌の変化、化学肥料の大量散布などが植物からミネラルを奪ってしまっている。

そして森昭胤先生は、驚異の果実、羅漢果の豊富なビタミンやミネラルに注目し、岡山大学医学部でラットの大脳に羅漢果を煎じた液を加えた実験を行い羅漢果液が脳の中の狂暴な活性酸素であるスーバーオキサイドラジカル、ヒドロキシルラジカルを消去する結果を得て、【羅漢果のフリーラジカル消去作用及び抗過酸化効果】と言う論文として発表されたのです。この本によりますと活性酸素が引き起こした様々な病気の改善が書かれております。また以前羅漢果について皆様にご質問をさせていただいた特に、アトピーに効果抜群とのお返事も頂きました。

既に私は仲間たちを派遣し、羅漢果の濃縮液の買い付けも打診してみました。羅漢果濃縮液には二種類があり、新鮮な果実からの抽出液。もう一つは今、私が輸入している乾燥果実を使った抽出液です。実は新鮮な羅漢果には甘さはほとんどありません。収穫して乾燥させたのち、6-70度でさらに乾燥させて初めて砂糖の300倍と言われる甘さが出るのだそうです。これは羅漢果濃縮液を取り寄せて試してくれた私の仲間からも証言をもらっています。

この本によりますと、羅漢果を煮詰めた液は肌の疾患を回復させ、肌はすべすべになり、アトピーに効果絶大とあるほか、頭に塗ると白髪がよみがえり、ダイエット効果、そしてガンやすべての病に有効とあります。ですから今回羅漢果を販売するにあたり、とにかく甘みの強い品質の良いものを買い付けました。そして使いやすい羅漢果パウダーのみならず、乾燥羅漢果を販売し、皆様にお使いいただき、その効果をみんなで共有したいと考えたのです。

煮出し方は羅漢果一個に水1.8リットルで中火で2-30分煮出し、そして冷ましてお茶にしたり、ジュースにしたり、苦い高麗人参や霊芝やエゾウコギと合わせて飲んだり、私は肘がかさかさなので塗ってみたいですし、シャンプーの時にも使ってみようと思っています。

次は羅漢果パウダーについてですが、先行他社は顆粒にしていますね。つまり羅漢果の濃縮液にトウモロコシ由来のエリストール顆粒を配合してカロリー0の甘味料として販売しています。原価を調査しますとエリストールは一キロ500円ほどで仕入れることが出来ます。それにこの高価な羅漢果をいったいどのぐらい混ぜているのでしょう?羅漢果の効能や甘さをうたい文句にしながら安いエリストールを高く販売してるように私は感じます。そもそも顆粒と言うのは乳糖やでんぷんを添加することでかさ上げをするものです。

そりゃね、自然のままの羅漢果をパウダーにするのですから多少は漢方薬臭いとか、黒糖みたいだとかはあるでしょう?しかし私が日本で広げたいのは自然のままの薬膳なのです。世界一の長寿香港人が愛用しているような。私は儲けが少なくとも、森昭胤先生の意志を次ぎ、一切混ぜ物無しの羅漢果そのものと、羅漢果パウダーの販売をいたします!羅漢果の煮出した液が効果あるのならば抽出液の買い付けも行うつもりです。よろしくお願いいたします。

それと報告があります。わが長寿薬膳堂にも直販部が立ち上がり、イケメンたちがこれから日本中に出店して薬膳のすばらしさを広げてくれようとしております。明日と明後日は神戸の舞子公園にてきららマルシェに出店いたします。きららマルシェin神戸・舞子公園 2022年9月10日(土)・11日(日) – きららマルシェ (kirara-marche.info)

そして待ちに待った東京進出はマルイ様に出店する話が決まりそうです。その節はお手伝いとお買い上げ、よろしく頼みます〜