日本と言う国の構造

おはようございます、管理人です。この二日間は来客があってかなり飲みました。食事の後は虎子パート長の娘さんが経営しているカラオケスナックに行って歌も歌ってきました。それでも夜中に起きて本業もしっかりとこなしています。つまるところ私は元気です!笑

一昨日は昔の社員が来てくれました。もう30年前に当時経営していた会社に入社してくれ、その後私が香港に移り住むことになった為、そのビジネスを彼に譲ったのですが、あれから長い年月が経っても、盆と暮れの挨拶は欠かさず続けてくれる律儀な男なのです。こういう男と飲む酒は実に美味しくお互いの近況報告などをしておりました。昨夜は東京からあるYOUTUBERが来てくれました。

今の日本と言う国は大企業と米国の利益を優先し、米国やオーストラリアの成長ホルモン剤で育てた牛肉や豚肉を国民に食べさせ、北米産の発がん枯葉剤農薬の小麦、防カビ剤でコーティングされたレモンやグレープフルーツをどんどん輸入販売したうえに、スーパーやコンビニに並ぶのは食品添加物の嵐・・・・

先進国で唯一がんが増えるこの国で人々は健康を損ない、医者に行くと大手製薬会社から研究費名目、講演会委託などで多額のお金が医者に流れ、医者はどんどん薬を出す。医者の言う事を神のようにあがめる患者は言われるままに薬を飲み続け、テレビではすごい効果があるようなCМを流し”今から30分以内は半額!さらにこれをおつけして!”などと原価率1割のサプリを売りつける。ああ本当に嫌な国に成り下がったものです。

来週から大阪の阪神百貨店で薬膳カレーの共同開発をしてくれているはんおむさんがカレーの店を催事で出店されます。それに使っている大なつめ、大枸杞、松の実のポップを頼まれているので本日作るのですが・・・・効能については一切書いてはならないという事なのです。ご存じの通り、薬膳は中華圏で2000年以上もの間に試行錯誤して完成された食で健康を維持する方法です。もちろん香港や中国では薬膳食材の効能についての表記は自由ですし、そもそも一人一人がちゃんと知識を持っています。

薬膳食材の輸入も同じで、効果効能をうたわない食品という事でのみ輸入が認められるのです。正直頭壊れてるのか!と私は思うのです。薬膳に効果が無いのならば漢方薬にも効果が無いという事になります。薬事法と言う法律を作り、儲からない薬膳など排除する姿勢に私は強く反発します。

ネット販売にも規制が強化され、効果、効能についての表記は非常に難しくなってきています。ですからこれから先、薬膳を日本に定着させて、日本人を薬漬け、サプリ漬けから救い、世界一の長寿で健康寿命の長い香港人のように生きる為には、ネット販売よりも小さな薬膳ショップをもっとたくさん作らなければならないのです。

そこで私が白羽の矢を立てたのが東京在住のあるYOUTUBERなのです。彼は国際薬膳師の資格を持って薬膳についての情報発信しているのですが、誠実な性格が目に留まり、話してみたところ品質の良い薬膳を探しているという事なので、サンプルを送ったところ新大久保や中華街で売っている品質と全く違う!いくつか試しけれど自分自身が効果を感じました。と言うので神戸に招いて協力体制を話し合ったのです。

これから彼は国際薬膳師のYOUTUBERとして薬膳堂の薬膳食材についての効果、効能について説明し、その動画に虎子パート長の薬膳料理を合わせていくこと。そして彼自身も東京で薬膳ショップを開店したいとの要望があり、合意に至りました。今はまだ薬膳はマイナーな存在で大企業の利益を脅かす存在ではありませんが、中華圏のように薬膳を通じて多くの人が健康的な食生活に目覚めた時には、様々な圧力がかかってくることでしょう。日本はそういう国だからです。負けませんけどね。