おはようございます、管理人です。平日の早朝ではありますが金融マーケットのレポートも書き終え、少し時間がありますのでブログの更新をすることにしました。と言うのも香港時代に私を支えてくれたマネージャーのキャッシーが近く日本に旅行に来たいと連絡があり、その後の日本での薬膳ビジネスの話などを伝え、今の香港の事などあれやこれや話をしていました。
そもそも私が日本に帰国するまで全く考えもしなかった本場の薬膳を日本で紹介し、定着させようと思いついたのは友人たちが薬を飲み続けている事への不安からでした。既に6年連続で世界一の長寿となった(今は中国の一地方として公表はされていない)香港の人たちの食生活や、生活スタイルと今の日本人のライススタイルがあまりに違っている事をキャッシーと話していて再認識した事も今朝のブログ更新の理由です。
確かに数字の上では日本は香港に次ぐ長寿国家ではあるが、その実態については知らない日本人が多いのです。それは【寝たきり老人】の圧倒的な多さで、かなり前の調査ではありますが諸外国の5倍~10倍の延命治療者がいます。推定で300万人以上!何故なのか?それは諸外国では自分で生きれなくなった老人には延命治療は行いませんが、日本はまず生かせておく。事を最優先するからです。もちろん医師や病院の利益の為と言う理由も当然あるでしょう。
自力で食べることができずに、胃に直接、栄養分を流し込む「胃ろう」を受けてまで私は生きながらえたいとは思いません。そう考えると我々日本人の長寿も中身には疑問符を付けざるをえませんね。健康で自分で生きられる健康寿命を見ますと日本人男性は72.68歳、女性は75.38歳と平均寿命よりも9年~13年も短いのです。香港のテータはありませんが私の知る限り、日本よりははるかに健康寿命が長いと思います。香港の老人たちは食、運動、そしてコミュニケーションをとても大事にしています。
私が住んでおりました香港、タイポーの海沿いの部屋からは小さな公園と海沿いの散歩コースが見えましたが、早朝、そして夕方には公園で運動をする老人、数人で話しながら散歩をする老人をよく見かけました。
では我々が他人様のお世話にならずに自分で健康で生きていくために何をすべきか?まず私はどんどん歩くことをお勧めします。もちろん自分でも実践しています。世界歩行数ランキングと言うのがあるのですが、香港は調査された44地域や国の中で堂々の一位でしたが、肥満大国と呼ばれる米国は44国中42位だったそうです。
まず重要なのは食です。皆さんは薬膳生活実践者だと思いますが、十分なたんぱく質も摂っておられるのでしょうか?60歳を過ぎますと人は毎年1-2%筋肉量が減っていくそうです。ダイエットも重要かもしれませんが、健康でいつまでもしっかり歩くためには筋肉が必要です。健康寿命の長い香港の老人たちは、毎日薬膳スープを飲みます。日本のスーパーなどに行きますと〇〇味のお鍋の素が所狭しと並んでいますが、安い材料で作られた醤油もどき、味醂もどきを多用し食品添加物の嵐です。香港の健康老人たちはそういう不健康な物は食べません。香港の薬膳スープの味付けは塩だけなのです。その代わり、鶏や豚をしっかり煮込み、たんぱく質もしっかり摂っているのです。
そういえば先日92になる母を連れて焼き肉屋に行きましたが、美味しい、美味しいとどんどん食べ、梅酒サワーも2杯飲みほしていました。母曰く肉は食べないとダメ!だそうです。そして筋肉維持に重要なのはビタミンDです。最新の研究ではビタミンDはカルシウムの吸収をサポートして骨を丈夫にするだけでなく、筋肉の合成を促進する作用が相次いで発表されています。ではタンパク質を摂る事に加え、効率よく筋肉量を維持、増強するためにビタミンDを補うためには?
一つ目は日光浴です。ビタミンDは食品から体内に取りこむだけでなく、皮膚からも作り出すことが出来るという特徴を持っています。しかし日焼けを気にする女性にはなかなかお勧めしにくい事もあり、ビタミンDが豊富な食品が必要です。それは何でしょう?ズバリきくらげです。元々きのこ類にはビタミンDやカルシウムが多く含まれていますが、その中でもきくらげはビタミンDの含有量がトップクラスなのです。薬膳堂の雲きくらげでも白きくらげでも有効で、食物繊維が多いですから便秘にも効果抜群です。
薬膳堂の取り扱うきくらげは中国とロシアの国境近くのハルピン産です。昔満州国があったところですが、夏は28度、冬はマイナス40度の厳しい環境が最高の品質のきくらげを育てるのだと香港高級薬膳店社長は言います。またキクラゲは天日乾燥させると栄養分が増幅するそうで、半分天日干し、半分機械干しで乾燥させています。
薬膳堂自慢の世界一の特大なつめが新物の入荷を待つ状態で品切れしており、今回、雲きくらげ、薬膳白きくらげに、どんこ椎茸を加えたお得なセットをご紹介させていただくことにいたしました。ぜひお買い求めいただき、どんどんお使いいただきたいと思います。★注、きくらげは戻した後は水につけたまま放置しないでください。←香港の王先生からのアドバイスです。