皆さんおはようございます。私は最近あることに感動し、文章を書いてみようと思いました。
私は年に3回位タイに行くのですが、会社でも、またどこの家庭でもプミポン前国王の写真や、肖像画が飾ってあります。
最初、何も知らない私は、まるで戦時中の日本のようだなと思ったのです。どこの家にも天皇陛下のお写真がある。タイも同じなのかな?と思いました。
しかし、調べてみますと全く違っていました。タイの国民は、タイの前国王を敬愛し、自分の父のように思っています。なぜなのか?
実は最近タイの商社と知り合いになり、タイの薬膳食材や砂糖、塩などを紹介されています。その中でよくオーガニック、ロイヤルプロジェクトと言う言葉が頻繁に出てきます。
調べてみますと、タイの前国王は19歳で即位してから自分の足で、タイの隅々まで見て回り、農民たちの貧しい暮らしを目にしたそうです。
特にタイの北部にはゴールデントライアングルと言うラオス、ミャンマーと国境を接する三角地帯があり、かつては、世界最大の麻薬密造地帯でした。多くの農民が生活のために、麻薬の原料になるケシの実を栽培しており、治安も非常に悪かったのです。
しかし、プミポン前国王は農民たちに、ケシの実の栽培をやめさせ、代わりにいろいろな農作物を完全なオーガニックで作るように指導を開始しました。
日本ならば、ここで得意の選挙の票目当ての補助金がばらまかれ、誰かの利益になっていたことでしょう。しかしタイは違っていました。その農民たちが作る新しい作物を王室が買い上げ、ロイヤルプロジェクトとして商品化しているのです。
またプミポン前国王は、非常に質素な生活をされたことでも知られており、一例として一足の靴を修理してずっと履いているなど物を大事にされたそうです。
こポン前国王は残念ながら2016年にに70年間タイ国王として在位し、崩御されました。日本の天皇家とも親密な交流がありご葬儀には秋篠宮ご夫妻が参列されています。
即位間もない頃は軍部の圧力で王室への信頼や愛情も失墜していたそうです。
私はこのロイヤルプロジェクトの産物を販売して役に立ちたいと思いました。もちろんあまり高くでは誰も買えませんけどね。少しずつご紹介出来たらと考えております。
第一弾はレッドキヌアが届きました。今月中には紅花、金針菜が到着予定です。