美しい日本で日本人の誇りを取り戻す。

おはようございます、管理人です。まずは金融のお話から、年初から順調に上昇を続けてきた日本の株式市場は3月22日を高値に調整しつつあります。3月末と言うのは多くの企業が決算を迎えて、配当金の支払いを株主に支払うために配当金分株価は下落します。実際に配当金が支払われるのは2-3か月後になりますが、今年の場合ですと3月27日に株式を保有していると配当金を受け取れる権利が発生し、翌3月28日には配当権利落ちと言って、配当金分株価が下がるのです。

金融庁はリスク資産である株式の保有比率を高めないように各金融機関に指導を行っており、この配当金収入は、貸し出しが伸びない地方の銀行などにとっては大きな資金源になっています。つまり3月27日に買って、3月28日に売れば配当金は手に入ります。そういう需給と、自民党の裏金問題での政局不安から、買い続けて来た外国人投資家がいったん大きな売りを入れたのが、最近の株式市場の需給ですが、基本的に日本の株高はインフレによる(モノの価格の上昇)に起因する物ですから、少し長い目で見れば上昇基調に変化はありません。

実のところ、私は政府の解散総選挙を楽しみに待っています。これは一国民としての政治の腐敗をただすためでなく、あくまで投資家としての期待です。と言うのも解散発表から選挙前日まで、外国人、特に米系資金は日本株を強く買って来るからです。過去の選挙時にもいつも同じでした。いう事をよく聞いて、子分の役割をしっかり果たす自民党への応援なのか?真意は分かりませんが、いつも同じです。

さて本日私が書きたかったのは、日本人としての誇り。についてです。私は15年も香港に住んでいましたし、何に対しても利権が絡む今の日本の仕組みが大嫌いですから、日本に対して否定的な文章をよく書きます。しかし、外国に出ても私は日本人であり、英語圏の人にはI am Japanese 中華圏の人には我是日本人と自己紹介をします。そうです私はどこの国に行っても堂々と自分が日本人であり、日本人として誇りを持って世界の人と対峙したいのです。

ちょっと古いテータになりますが、自国民である事に誇りを感じますか?と言う問いかけに誇りを持っていると答えた人の割合は、世界ランキングで下から三番目の低さになっています。また若者の自己肯定感は圧倒的に日本は世界一低い国です。まずこの事を我々は考えなければなりません。

何故我々日本人は自国に誇りを持てず、若者は自分に自信が持てないのでしょうか?

私は米国の意向を強く受けた戦後教育にあると考えます。戦争で勝利した戦勝国は、日本の指導者たちをA、B、C級戦犯とし東京裁判(極東軍事裁判)と言う過去に例を見ない戦勝国11か国の判事だけで裁かれましたが、この裁判は多くの違法性があった事を今では欧米の国際法学者や有識者の間では常識となっています。たくさんの問題点があるのですが、一番の問題はは法の公理でもある「事後法禁止の原則」に反して、日本人を事後法で裁きました。つまり戦後に作られた新しい法律で裁判を行ったのです。風向きを考えて焼夷弾を落とし、逃げる人を集めてそこに爆弾を集中的に投下して10万人もの民間犠牲者を出した東京大空襲。新型爆弾の性能を確かめるために使われた広島、長崎への原爆投下。その他日本の大都市を焼き尽くす空襲。もちろん当時から戦争状態でも民間人を標的にしないという国際ルールはあったのです。戦勝国の違法性は一切裁かれません。

結果、戦争を起こしたのは軍国主義に走らせて日本の若者を戦死させ、戦場となったアジアの国に多大な迷惑をかけた戦前の日本人。戦後生まれの我々にはこういった教育がなされてきたのではないでしょうか?

 

しかし、日本が戦争に立ち上がった時期、アジアで欧米列強の植民地でなかったのはタイと日本だけでした。その他の国は何百年も欧米諸国の植民地として人々は奴隷の如く単純労働をさせられ、産物は全て欧米諸国の利益とされていたのです。日本の過去の戦争に対して世界の識者や、アジアの首脳がどう語っているのかをまとめたページがあります。

世界はどのように大東亜戦争を評価しているか « 日本会議 (nipponkaigi.org)

私は決して過去の戦争をすべて肯定しているわけではありません。現に中国では民間人の虐殺や人体実験もしたと現地の老人からも聞いたことがあります。しかし我々は戦後生まれの日本人は、縄文時代や弥生時代、そこからの平安、鎌倉、戦国、江戸へと続く歴史はしっかり習ったものの、近代史である戦後史は戦勝国と、内通する者によって、戦勝国側からしか見ない一方的な教育を受けてしまったように思うのです。どこの世界に自分の祖父やその祖父母が戦争を起こした悪い日本人だったと教育されて自国に誇りを持つ事が出来るのでしょう?過去の戦争について、自分で調べて自分の意見を持つように私は自分の子供には厳しく言ってきました。それがきっと将来海外に出た時に役に立つからです。

 

私たちは2000数百年前からこの日本に生きた日本人と決定的に違う事があります。それは独立国家ではなく植民地として生きているからです。戦後70年を過ぎた現在でも日本中に米国の基地があり、多額の駐留費を支払いながらも、基地の上空は日本の飛行機は飛べません。自分の国を自分で守れないような国なのでしょうか?香港では欧米の金融関係者と共にビジネスをしてきました。欧州人と米国人は我々から見れば同じ白人でも全く違っています。そうですね歴史がなく自国の利益を最優先する米国人を少し距離を置いて冷静に見ているのが欧州人。でしょうか?ある時欧州人の銀行の頭取に言われました。”お前たち日本人は米国の財布だから貧乏なのだ”と。

いずれにしても、日本の先人を否定するような教育は日本をダメにすると私は思います。皆様は教育勅語を知っていますか?

1890年10月に明治天皇の勅語として発布されたもので、1948年6月19日に廃止されるまでの約60年間、近代日本の道徳教育における最高規範とされていたものです。分かりやすい現代語解説は

【教育勅語 現代語訳】教育勅語全文 簡単でわかりやすい現代語訳 – YouTube

です。一部に非常事態が発生したなら祖国のために勇気をもって真心を尽くさなければならない。とあり、これが軍国主義だと言われていますが、素晴らしい教えであると私は思います。戦後教育のゆがみで自分の利益しか考えずない日本人ばかりになり、口を開けば金の話ばかり。自民党の裏金問題もゆがんだ戦後教育が影響していると思わざるをえませんね。

そんな今の日本ですが、嬉しい事もありました。それは天皇陛下の第1皇女子である愛子内親王様のご成長です。先日から伊勢神宮ご参拝、学習院大学ご卒業と、動画がYouTubeにもアップされておりますが、素晴らしいオーラを感じます。インタビューの受け答えを聞いておりましても、正直で誠実で明らかに良い教育を受けられてきたことが分かります。同じ皇族でも外国に行った誰かさんとは大違いと言われるのも納得です。愛子様ならば女性天皇も良いと思わせるほどのオーラがあります。日本国民としてとても嬉しいです。

余談ですが、最近ある映画をネット配信で見ました。

映画『最後の忠臣蔵』予告編 (youtube.com)

こんな映画は外人には作れないだろう!と思いました。日本人の誇りここにあり!って感じ。お勧めします。