まだ第一歩ですが、雲きくらげ薬膳佃煮出来ました。

おはようございます。薬膳生活実践者の管理人です。香港から帰国し、残りの人生をかけて日本で薬膳を広げ、薬漬けの日本人を救いたい!と大志を抱いて始めた薬膳ビジネス(まだ数人しかおらず、ビジネスと呼ぶレベルではありません)ですが、香港への日本食品輸出がメインなので、日本には販売、製造を協力して頂ける会社、工場が有り、現在フル製造が続いている大なつめチップスの製造も協力を受けています。

少し前に薬膳研究として【雲きくらげ】をご紹介させていただきました。香港の高級料理店で使われている雲耳こと雲きくらげを日本の食卓に定着させたいと私は強く思い、既に雲きくらげの名称を商標登録申請しました。まだ始まったばかりの薬膳ビジネスなのにどうして?と思われるかもしれませんが、私が雲きくらげを食べ続けて、その効能を実感したからです。他人様にお勧めするためには、まず自分が試し、本当に良かったものをお勧めしなければ、それは嘘になりますからね。香港時代から王先生にはきくらげを食べなさいとお教え頂いていましたが、フイリッピンのお手伝いさんは、日本料理は覚えたものの中華料理の作り方を知らず、また他の社員も日本料理を食べたいものですから、きくらげ生活を実践したのは昨年に日本に帰国してからです。

私、最近包丁と中華なべを買いました。この年になるまで本当に仕事人間でしたから、仕事以外の事は何も出来ませんでした。掃除、洗濯、片付け、そして料理。今でも洗濯はした事がありません。今思えば沢山の女性に支えてもらっていたのですね。感謝!←ちょっと気がつくのが遅い!!私は典型的なB型人間ですから、色んなものに影響を受けて、突っ走る傾向があります。中国の友人に、日本に帰ったら中華料理が恋しくなる。動画で料理教室がないか?と尋ねたところ、李子柒という四川省の美人が自分とおばあさんのために作る料理がYOUTUBEでもアップされており、チャンネル登録者は中国サイトも含めると2000万人以上だと教えてくれたので、見てみると本当にすごいんです。

豆腐なんか豆を収穫して自分で作るのですから・・・・ぜひ皆さんもご視聴あれ!正直、こんな奥さんがいたら毎日の食事がさぞ楽しかろうと思いましたが、私はこの動画を見て、中華包丁と中華なべを買い、生まれて始めて料理を作り始めたのです。ただ男の料理で私の作る中華炒めは辛いので、家族だけでなく友人も食べてくれません。私は毎晩、かなり酒を飲みますから山くらげと、雲きくらげにキャベツとかチンゲン菜とかを一緒に鍋一杯に作り、食べきれない分はタッパーに入れて冷蔵庫に入れ、2-3日食べます。

さて実践者として起きた体調の変化ですが・・・・とにかくお通じが極めて順調。そのせいか肌もつやつやとまではいかないですが顔色も良く、体重も少し落ちました。

薬膳の本を読みますと、血を浄化して、血の滞りを改善し、血と腎臓を補う力があるとされています。中国医学では腎を重視します。黒豆、黒米、黒ゴマ、昆布やワカメ、海苔、ひじき、黒砂糖、黒酢・・・・黒きくらげも黒い食べ物ですから、精気を養い腎を強くするのですね。食物繊維が全食品中最高のレベルでミネラル、ビタミンも豊富なようです。私は私のようにマニアックな料理ではなく、毎日の食卓に常備し、毎日少しずつ食べてもらう方法を考え、協力会社に原料を持ち込みましたところ、神戸のいかなごの釘煮を炊いているところが、雲きくらげに、弊社の大なつめとクコの実を一緒に佃煮に炊いてくれました。他にも佃煮メーカーさんは、香港に輸出しているのでお願いも出来ましたが、どうしてもビタミンの一種とされる保存剤が使われています。例え日持ちが少し悪くなったとしても、薬膳佃煮である以上は、醤油と砂糖、水あめだけにとどめたかったのです。

みなさん、いかなごの釘煮をご存知ですか?我々関西人にはとてもなじみの深い、春を告げる料理であり、淡路島を中心にメーカーがあります。近年いかなごが不漁のため、価格が高騰していますが香港向け輸出は順調なのです。このいかなごの釘煮は防腐剤は殆どのメーカーが使用しません。冷凍で出荷される事が多い事も理由の一つですが、製造過程において、加熱→冷却を繰り返すため、防腐剤を使用せずとも日持ちが良いのです。試食会を開いたところ、大変好評で小さなお子様もご飯に乗せてご満悦でした。とても大量生産出来る原料も販売先も持ってはおりまませんが、近々メルカリ、PAYPAYフリマで試験販売をしてみるつもりです。乞うご期待!