世の中に不可能などありません!

おはようございます、管理人です。先日一度携帯電話から配信させていただきましたが、私は香港と、深センの広東料理の店でよく食べていた菜心と言う野菜のオイスターソースがけがどうしても食べたい。そう最近強く思うようになっていました。理由は二つあって、一つはコロナのせいで香港にも戻れないし、中国にも行けない事。もう一つは自分の毎日の食生活を、香港時代と比較すると明らかに野菜不足を感じるからなのです。皆さんは、世界で幸福な男の話を知っておられますか?

世界で一番幸福な男は、米国式の家に住み、日本人の奥さんをもらい、そして毎日中華料理を食べる。と言う話なんです。どこの誰が言ったのかは知りませんが、男の中ではそこそこ有名な話なんです。ま、日本人の奥さんをもらったら・・・・と言うくだりについては、昔の話なんだろうと思いますが、毎日中華料理を食べるという点については、分からなくもありません。四方を海に囲まれた日本とは違い、大きな大陸の中国の内陸部には、海がなく、新鮮な魚介類が手に入らなかった都市が多数ありますが、よくもまぁこんな臭い川魚をこんなに美味しく調理できるものだと感心するような料理にも出会い、深さに感動した事もありましたが、一般的に中国の女性たちは、日本の女性より細いです。騎馬民族の末裔という事もあって手足の長さが我々とは違いますが、それを差し引いても確実に細いです。

一人の女性の写真を後で掲載します。この女の子は多少日本語が出来て、投資について話を聞きたい。と言うので何度か食事をしたことがある女性ですが、とにかく手足が長くて細い。では食べないのかと言うと、けっこう食べるんです。私よりも。ただ食べるものの9割が野菜でした。日本人は野菜をサラダにして食べることが多いですが、香港や中国の人たちは蒸す、湯がく、炒めるなどの温野菜をすごく食べます。日本の鍋料理は向こうでは火鍋と言いますが、ここでも入れる野菜の多い事、多い事。その食生活を現地で続けていた私は、少なくとも今よりも健康であったような気がするのです。私が愛用していたのは、中国深セン地区に多数の店舗をかまえる春満園と言う広東料理店で、週末の昼めしはたいていここで食べていました。飲茶です。蒸餃(ゼンチャオ)と言う蒸し餃子や、小籠包も食べましたが、これからご紹介する菜心のオイスターソースがけ。もうこれが絶品で一人で二皿食べることもありました。

この菜心ですが、現地ではツァィシン、チョィサムと呼ばれ、栄養価の高い野菜として知られており、サイシンはツァイン、苔菜(とうな)とも呼ばれ、中国野菜に分類されます。菜心は、緑黄色野菜の中でも栄養価は高く、ビタミン類では、ビタミンB1、ビタミンB2、ビタミンC、葉酸、ナイアシン、ミネラル類では、カリウム、カルシウムなどを多く含みます。←ネットから引用。

私はどうしても菜心が食べたくなり、ネットを探したり、神戸の中華街に行ってもみましたが、ありません。やっとネットで販売しているところを見つけましたが100g360円と高価であり、そんな少量では満足できず、自分で作ろうかと考えました。しかし、そうでなくてもたくさんの仕事を抱えている私にそんな時間も、そして農業技術もありません。普通の人ならここであきらめるでしょうね。しかし管理人は違うのです。片っ端から知り合いに声をかけて、作ってくれる農家を探しました。するとありました〜

大阪の豊能町で民泊と農業を営んでおられるさいわきさんと言う方が名乗り出てくださり、最初の収穫が始まりました。このさいわきさんのお宅を何度かお訪ねしたのですが、あ!日本にもまだこんな良い人たち、こんな良い家庭があったんだ!と思うような方たちで、遠慮を知らない私は夕食時にお邪魔して、すっかりごちそうになり、酒まで頂いてきました。奥さんは日本舞踊の先生もされており、外国人に日本の伝統文化を伝えたいと、ご主人(定年まで公務員で、農業高校の指導員)の退職金を使って、民泊用の建物を改築したのですが、コロナで外国人が来なくなり、こりゃ困ったと笑っておられましたが、優しいご主人は文句も言わず、にこにこしていました。https://saiwaki.net/ です。

私からご主人にお願いしたのは、無農薬栽培。それだけです。既に最初の収穫分を食しましたが、香港や中国で食べた菜心と何ら変わらず、料理も香港人スタッフや、中国の友人にレシピを聞いたので上手に出来ました。私は次々と薬膳食材を香港生活15年の経験を生かして世に送り出して来ましたが、もっともっと野菜を食べるために、日本人が知らない美味しい野菜を作ってもらい、販売もしていこうと考えております。第一弾の菜心は間もなく販売を開始します。料理のレシピについては、出品する時の説明文に書くつもりです。もちろんお安くします。