本日二回目の更新です。今後の薬膳販売について

先日、ちょっと困ったことがありました。現在、品切れが続いている大枸杞についてなのですが、こちらの出品は既に12月初めから止めておりましが、年末にメルカリショップで200件をはるかに超えるご注文が入り、その中の多くが(なつめと松の実の薬膳ケーキ)であったために、ケーキに使うため確保していた大枸杞が足りなくなり、仕方なく神戸元町にある南京町へと仕入れに向かいました。

神戸の南京町は横浜の中華街、長崎新地中華街と並ぶ中華街で、数多くの中華レストランや、中国食材店が軒を並べており、一部店舗に商品を卸しておりますし、やがては薬膳の店をここに出店したく、時々訪れておりますが・・・・・弊社の大枸杞に近い品質を求めて中華街の中の食材店をすべて回ってみたのですが、香港では町の中の安物の店にあるようなレベルの枸杞子しかありませんでした。仕方なく日本に住んでいる中国人ネットワークに連絡をして、一人の女性から分けてもらいましたが、私は初めて南京街で販売されている食材の品質を見たような気がしました。それは大枸杞だけでなく大なつめ、黒枸杞、干し葡萄なども同じです。価格も高い!

その大枸杞ですが、私は11月の10日にお金を送金しており、中に入ってくれている中国の友人に何度も連絡を取っていたのですが、彼も産地と運送会社の中ではっきりとした遅延の理由が確認できず、困り果てていたのですが、どうやら私の予約した大枸杞を香港のバイヤーが高い価格を示して買ってしまったようなのです。今、日本の国力はどんどん落ちています。通貨と言うのは国の力を示します。おそらく円安は続くでしょう。私もレポートにはドル買い、円売りを推奨しています。

何故ならば、コロナ以降の景気を900兆円もの国債発行で国民に金をばら撒き回復させた米国は、これから金利を上げて金融を引き締める事に決まっているからです。もしあなたに100億円のお金があって、何かで運用しなければならないとすれば、金利のつかない円を持ちますか?米国債は5年満期で現在でも1.25%の金利をもらえます。来年は三回の利上げが予定されています。つまり日本の機関投資家、金融法人、生損保などの大口の投資家は円を売って、ドルを買う事になります。日本は長く0金利を続けており、金利を上げる力はありません。このインフレが続けば打つ手がなくなるのが見えています。

さて話を戻しましょう。私の現在の規模では買い付け代金と今年買う予定分の予約金を送っても、大企業のように契約書を作るわけではなく、私の代理人との口約束が多いのです。私の友人たちは私の香港時代に矜持を開いて本当の事を話し合って、義兄弟の約束(中国では今も有効)を交わした奴らなので、必死で交渉してくれ、今回の分は約束した価格で押さえてくれたようですが、結局、私が一度現地に行って、すべての生産者と会って人間関係を構築しなければなりませんね。

実は12月にあるところから、大手有名量販店への卸売りの話が来ました。相手が欲しいのはナツメチップス、なつめとクルミの薬膳サンドに大枸杞、黒枸杞でしたから断るしかありませんでた。中華街レベルの商品で良いのならば、日本で卸売りをしている中国企業からでも買えますが、私が買い付けているのは、産地や、香港でも特急と認められた品質です。日本と中華圏は食文化が違いますから、私はそのまま食べて美味しいを基準にしています。大枸杞で言えば、特級は総収穫量の1割しかありません。それを中華圏のバイヤーと取り合うのです。

ですから私は大手量販店、百貨店などへの卸売りを目標とせず、小さな薬膳販売店、薬膳カフェを作って、広げたいと考えます。大きな店舗ではありません。女性が一人か?お友達と運営できるぐらいの規模で、何を買ってもどこにもない良品で、体調不良のなどの相談にも応じれるような、そんな店をまず私が作り、家賃、水道光熱費等の総費用に対し、売り上げがいくらあり、最終的にこれだけの利益が上がるというビジネスモデルを今年は作るつもりです。まずは売り切れている食材と、売り切れ寸前の食材が確保できればの話ですけどね。

いつか、ここに集っていただく皆様と、日本中に小さな薬膳ショップを広げることが私の夢です。南アフリカの研究のように、コロナがインフルエンザレベルに収束するならば、まずは台湾花蓮へ台湾元住民との交流の旅にお誘いします。美食満載の一生忘れられない素晴らしく、そしてお金のかからない旅です。今後ともよろしくお付き合いくださいね!